アレルギーと抗原|高齢化で発症する脳梗塞とそれによって引き起こされる症状

高齢化で発症する脳梗塞とそれによって引き起こされる症状

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アレルギーと抗原

看護師

アレルギー物質を特定する

アレルギーの症状には皮膚の乾燥・痒み・発疹などがあり、自分がアレルギー体質だと自覚している人も少なくありません。しかし、一体何に対してアレルギーを持っているのか、実は個人ではなかなか判断できるものではありません。アレルギー物質を間違って認知しているケースもあり、それによって重大なトラブルに発展することもあります。そこで、医療機関では免疫沈降法を使ってアレルギー物質を特定することが大切です。そもそもなぜアレルギーになるかというと、体内にアレルギー物質に対する抗原が作られているからです。その抗原が体内に入ったときに過剰反応を起こして、上記のような症状を起こします。そこで血液に含まれている抗原が何なのかを探ることになります。

抗原だけを単離する

そのためには、抗原を単離する必要があり、そこで使われるのが免疫沈降法なのです。血液のなかには夾雑な物質が多く含まれているため、抗原の特有の反応である抗原抗体反応を利用します。これは特定の抗原に対しては特定の抗体に接合するという反応です。さらに接合体をビーズと固定することによって、遠心分離機で沈殿しやすくさせるのです。取り出した沈殿物はビーズ・抗体・抗原の複合体であるため、そこから抗原だけを取り出すわけです。それを検査することで特定の抗原を知ることができます。この免疫沈降法を利用することで少量の血液であっても、数十種類もある可能性から本当のアレルギー物質を特定することができるわけです。アレルギーで悩んでいる人の多くはこの免疫沈降法を知らず知らずのうちに利用しているのです。